プロジェクト
株式会社Sonoligo様
UXコンサルティング
- UXリサーチ+戦略設計
新規事業のグロースと自走できる組織づくりをUX戦略で支援
DESIGN αでは、事業を進める中で生じた困りごとや課題に向き合い、改善へつなげるための提案を行っています。
その一例として、株式会社Sonoligo様へのUXコンサルティングの事例を紹介いたします。
概要
Sonoligo様は、⾳楽・スポーツ・アートのイベントを予約できるサブスクモデルの事業を手掛けています。
このプロジェクトでは、以下の目的とプロセスでUX改善を進めていく方針となりました。
目的
・新規顧客の獲得
・無料会員の有料会員化
プロセス
1. ヒアリング
2. リサーチ
3. UX設計
4. テスト
5. 制作 / 開発
主な実施内容
・ヒューリスティック評価
・市場調査
・ワークショップ(ユーザー定義 / ペルソナ / カスタマージャーニーマップ)
・ユーザーインタビュー
・定期的なミーティング
他にも必要に応じてご相談をいただきながら、進行しています。
ヒューリスティック評価
UXの専門スタッフが、経験則でサイトの分析を行い、課題を可視化するヒューリスティック評価を実施しました。
サイトのイメージや色使いといったビジュアル面だけでなく、導線は問題ないか?操作性はどうか?情報設計は適切か?…といった『UXデザインに基づくUIが設計できているか?』という視点を重視して評価を行います。
ユーザーの行動の流れに着目し、ユーザーが関心のある情報にたどり着き、イベント予約までスムーズに行える仕組み作りを提案しました。
市場調査
白書や各種調査結果から導き出される仮説をまとめ、サービス改善にどうつなげていくか議論しました。
今回の場合は余暇の過ごし方や楽しみ方についての定量データを収集し、年齢や性別によって異なる行動や思考を把握・分析することで、市場のニーズを抽出し、サービス改善につながる施策の仮説を立てました。
統計的なデータを用いることで、客観的な視点による分析と仮説立案が可能になります。
ワークショップ(ユーザー定義 / ペルソナ / カスタマージャーニーマップ)
新型コロナウイルス感染症の影響により、オンラインにてワークショップを開催しました。
まずはユーザーのニーズを徹底的に調査した上で、サービスを利用するユーザーの人物像を、『ユーザー定義』『ペルソナ』『カスタマージャーニーマップ』の手法を用い、分析していきました。
分析の結果を基に仮説を立てることで、想像ではなく、より精度の高い施策につなげることができます。
事前にそれぞれの定義や進め方等をお伝えしたところ、Sonoligo様は自主的にリサーチに取り組まれ、より積極的な姿勢でワークショップに臨んでいただけることになりました。
ワークショップでは、Sonoligo様の主体的な思考を促進することを重視したファシリテーションを行いました。
ユーザーインタビュー
サービスの品質向上のためのリサーチ手法として、ユーザーインタビューはとても大切です。
今回のプロジェクトでは、DESIGN αが20名を対象に、Sonoligo様のサービスについてユーザーインタビューを行いました。
あらかじめ用意した質問をするだけではなく、相手の反応に応じて深掘りしたり、相手の言葉を整理・要約して対話したりすることで、より精度の高い情報を知ることが可能になります。
余暇の楽しみ方や、日頃の生活スタイル等、様々な側面から見えてくる傾向や要素を丁寧に細かく分析し、その根っこにあるニーズを発見することで、サービス改善の重要なヒントを得ることができます。
定期的なミーティング
対話ベースで、定期的なミーティングを実施しています。
随時困っていることや⽅針等をうかがいながら、忌憚なく意見交換を行い、軌道修正が必要な際は施策の提案も⾏います。
また、UX専⾨のスタッフがターゲットユーザーになりきって実際にサービスを利⽤する『認知的ウォークスルー』というユーザーテストを実施することで、UX改善のための課題を抽出します。
今後も様々なフレームワークやディスカッションを通して思考を深め、アイデア創出や戦略設計の支援を継続的に実施していきます。
お客様に合った形で、プロジェクトの伴走者として、その推進を全⾯的にサポートさせていただくことができるのが、DESIGN αの強みです。