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徹底したUXリサーチから生まれるブレない戦略。 徹底したUXリサーチから生まれるブレない戦略。

東京・名古屋でUXを探究する DESIGN α は、
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UI/UXリサーチ / 戦略設計

UX戦略でのGoogleアナリティクス/サーチコンソール/タグマネージャーの活用法!

UX戦略でのGoogleアナリティクス/サーチコンソール/タグマネージャーの活用法!

Googleアナリティクス(以下GA)、Googleサーチコンソール(以下GSC)、Googleタグマネージャー(GTM)はそれぞれGoogleが提供するアクセス解析ツールの名称です。DESIGN αのUX戦略においても、ターゲット分析から計画の実行・改善において、活用できる場面も多いツールといえます。

今回の記事では、GA/GSC/GTMを使った有効なアクセス解析方法やUX戦略での活用方法・事例について詳しくみていきましょう。

GA/GSC/GTMを使用して、どのような目標を立てればいいのか、どのように分析していくのか参考にしてみてください。

1. Googleアナリティクス/サーチコンソール/タグマネージャーの特徴

GA/GSC/GTMの機能とは?

GA/GSC/GTMはそれぞれGoogleから提供されているアクセス解析ツールです。それぞれの機能について詳しくみていきましょう。

GAは、集客などのサイト運営の状況を可視化するもので、ページがどのくらいみられているのかといったサイト内のデータを表示します。

機能例:「リアルタイム」「集客」「行動」など

GSCはブラウザ上のサイトパフォーマンスの分析を行なうもので、どのようなキーワードによってサイトが検索されているのか客観的に把握できます。

機能例:「検索パフォーマンス」「クエリ」「ページ」など

そして、GTMはサイト内に設置したタグのクリック数などの分析に使用されます。それぞれのアクセス解析ツールの機能を知っておくことでよりUX戦略に活用しやすくなるでしょう。

なぜGA/GSC/GTMを使った分析がUX戦略に大切なのか

GA/GSC/GTMの解析結果を役立てられるUXはそれぞれのユーザーの体験や経験を意味し、UX戦略はUX改善によるビジネス課題の解決を行うための考え方を意味します。

なぜGA/GSC/GTMを使った分析がUX戦略に大切なのか

それぞれの分析内容によって、ユーザーが持つ興味やサイト内でのアクション、施策の結果などを把握できます。そのため、3つのツールとその機能を策定した戦略に合わせてうまく活用していく必要があります。

UX戦略は、「UXリサーチ→戦略設計→制作/運用/改善」の流れで行なわれます。綿密なリサーチに基づいて全ての戦略を立てていくため、客観的なデータを分析できるGA/GSC/GTMの機能が大切です。

例えば、自分で考えたあるキーワードで集客したいと思ったとしましょう。

この場合、キーワードそのものはあくまでも主観で決めたものであるため、そのキーワードに対してのユーザーの反応は想像止まりになってしまいます。

しかし、以下のようにツールを使用することで根拠に基づいた施策を立てることが可能となります。

・施策実行前であればサーチコンソールを使用し、どれぐらいの反応や結果につながるのか想定し、UX戦略に組み込む
・施策実行中であれば、Googleアナリティクスとタグマネージャーでパフォーマンスやクリック数などを計測し、次回の施策につながる課題を把握し、改善策を盛り込んで計画を実施する

ユーザーの心理や行動の結果から的を射たUX戦略を策定するためにも、GA/GSC/GTMが示す数値を有効活用していくことが大切だといえるでしょう。

2. UX戦略におけるGA/GSC/GTMを用いたゴール設定の考え方とは

2. UX戦略におけるGA/GSC/GTMを用いたゴール設定の考え方とは

GA/GSC/GTMでチェックできる指標

GA/GSC/GTMで確認できる項目の代表的な数値は以下です。

GA/GSC/GTMでチェックできる指標

GSCはサイトアクセス前のキーワードに対するユーザーへの影響力、GAとGTMはサイトアクセス後のユーザーのデータを分析します。

また、GAで計測できるページビュー(PV)数とコンバージョン(CV)数はコンテンツやサイト運営を行う場合、よくゴールとして設定される項目でもあります。

UX戦略では、UXリサーチの段階でアンケート・GAなどの定量調査・インタビューなどの定性調査を行い、戦略を立てていきます。

あくまでもGAやGSCで計測できる数値は、目標達成までの進度を測るための1つの指標に過ぎません。

UX戦略の視点からユーザーに合わせたコンテンツやサイトを作ることでユーザーの満足度を高め、結果としてビジネス課題の解決につながります。その達成度を測る指標として、PV数やクリック数などを計測するのです。

UX戦略を踏まえたユーザーのゴール設計とは?

UX戦略を踏まえたユーザーのゴール設計とは?

では、UX戦略を踏まえたユーザーのゴール設定とはどんなものなのでしょうか?

例えば、自社サイト内の記事に設定しているCV数を上げたいとしましょう。

その場合、多くはGSCで検索順位を取得し、GA・GTMで現在の記事の状況を測定することになります。。

検索ボリュームが大きいほど検索順位アップは難しくなりますが、基本的には、その分上位表示化によるCV数も大きくなっていきます。

しかし、UXの観点からすると、それが必ずしもユーザーにとってのゴール(疑問などの解決)につながるとは限りません。

場合によっては、ユーザーが求める情報についての深掘りが足らず、そもそものユーザーゴールの設計を誤っているケースもあるでしょう。

仮に目の前のPV数や上位表示のことだけを考えた場合、一時的に売上が向上しても、ユーザーの満足を得られず、中長期的にはユーザーが離れていくということもあります。

大切なのは、先にユーザーありきで情報を集め、深掘りしていくことです。

そこから得られたニーズに沿ってゴールを設定し、GA/GSC/GTMなどのツールで追うべき指標を定めていくことが大切です。

3. Googleアナリティクス/サーチコンソール/タグマネージャーの使い方

3. Googleアナリティクス/サーチコンソール/タグマネージャーの使い方

計測できる数値を踏まえた上でで、GA/GSC/GTMそれぞれ個別の使い方と役に立つ場面の一例を見ていきましょう。

①GAの使い方

1-1.〈ホーム画面〉でアクセス数や流入経路を確認できる→ゴール設定や目標に対しての現在のサイトの状態を把握できる

1-2.〈ユーザー〉画面では、接続時間・新規・リピーター率、年齢層・性別などが把握できる→狙ったユーザー層に届いているのか確認できる

1-3.〈集客〉画面では、流入経路の詳細(ダイレクトか検索からか)などがわかる→検索だけでなく、LPなどの手段も含めて狙った通りの流入経路から人が集まっているのか確認できる

1-4.〈コンバージョン〉画面では、設定した目標に対する達成数を確認できる→計画通りに施策が進行しているか確認できる。多い場合でも少ない場合でもその要因を探るきっかけになる

② GSCの使い方

2-1.〈クエリ〉タブを選び上位キーワードを表示する→上位に入っていないキーワードを確認し内容を変えて改善する

2-2.〈ページ〉タブで人気記事を表示する→表示数に対してクリック数が低ければ、タイトルや導線などの改善でクリック率を上げる

2-3.〈国〉〈デバイス〉タブで見られている地域や手段を表示する→想定しているユーザーに届いているのか確認できる

③GTMの使い方

タグ管理を一元化する→GAとの連携が出来ているか、サイト内に二重でタグを設置していないか確認する

各画面の数字を確認しつつ、サイトの改善を行なっていきましょう。

4. UX戦略におけるGA/GSC/GTMの有効な活用方法例

4. UX戦略におけるGA/GSC/GTMの有効な活用方法例

活用方法例1) 目標「ECサイトで1ユーザーのLTVをアップさせる」

一人のユーザーから生涯に得られる利益を表すLTV(Life Time Value)アップを目標にしている場合、優先してチェックするのは、GAでチェックできるリピート数やダイレクト流入数です。前者は〈ユーザー〉画面の「行動」から、後者は〈集客〉画面の「チャネル」から見られます。

リピート数は何度も訪問しているユーザーを表すもので、ダイレクト流入数が上昇するほど数字が伸びると想定されます。

活用方法例2)目標「1年後までにサイト登録会員数を+◯人」

1ヶ月あたりの会員数の伸び率、過去の登録率(訪問ユーザー全体に占める登録者の割合)から算出した必要なユニークユーザー(UU)数に達しているかをチェックしましょう。

UU数はGAの〈ユーザー〉画面の「概要」で確認可能です。仮に、UU数が5,000で登録数が500なら登録率は10%になります。

この時、大切なのはUU数と登録数の両方を定期的に分析することです。どちらに課題があるか、どちらの方が改善しやすいかを検討して、施策を決定します。

活用方法例3)目標「半年後までに検索エンジンからの流入数+〇人」

現在のコンテンツの上位検索キーワードをGSCでチェックしましょう。
そして、UXリサーチに基づいて上位を狙うべきキーワードを分析し、コンテンツ設計を練り直します。

キーワードは、自社製品やサービスに関連する語やユーザーの悩みから当たりをつけると、的を絞りやすくなります。

キーワード分析はマメに実施し、コンテンツ改善を繰り返していくことが大切です。

活用方法例4)目標「上位表示される記事を多くしたい」

GSCを使用し、現在のコンテンツの状況を確認することが大切です。

クリック率が問題であれば、これまでのコンテンツのタイトルやディスクリプションを修正します。

内容的に不十分と感じる場合は、上位記事を参照するよりも自社のユーザーの悩みに焦点を当て、UX改善の観点からコンテンツを作成していくと数字は向上していくでしょう。

活用方法例5)目標 「狙ったリンクのクリック率が少ないので上げたい」

GAで、記事毎のアクセス数・流入数をチェックしましょう。

その後、上位記事から優先的にリンクの配置などを変えることで数値の改善が目指せます。

また、タグが二重になっていたり、整理されていない場合、GTMで統一すると効率的な管理が可能です。

5. UX戦略でのGoogleアナリティクス/サーチコンソール/タグマネージャーの活用法 まとめ

5. UX戦略でのGoogleアナリティクス/サーチコンソール/タグマネージャーの活用法 まとめ

UX戦略の視点からGA/GSC/GTMの活用方法と使い方について解説してきました。

GAとGTMはサイトアクセス後の行動の計測・分析を行うツールで、、GSCは検索エンジンに対するサイトの評価を調べるツールです。

主観的ではなく、客観的なデータを確認できるため、リサーチに基づいて実行するUX戦略には非常に相性が良いツールであると言えます。

特にUXを意識したコンテンツやサイト作り・改善を行う場合には欠かせません。

UX戦略に取り組む際は、GA/GSC/GTMのデータを活用してみましょう。

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また、DESIGN αを運営する株式会社リオは、調査やUX戦略支援だけでなくWebサイト制作・運用やシステム・アプリ開発、システム運用がワンストップで可能な会社です。

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DESIGN αのサービス実績をご覧になりたい方は、下記プロジェクトページからご確認ください。

DESIGN αのサービス実績

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