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【応用編】UXハニカムや10の心理学的ヒューリスティックを交えたヒューリスティック評価ガイドラインの使い分け

ヒューリスティック評価とは、ユーザビリティの専門家が使いやすさの原則や経験則(ヒューリスティック)に基づいて、Webサイトやアプリのユーザー体験の質を評価する手法です。
例えば、ヒューリスティックには、「人間の短期記憶は7±2個まで」というミラーの法則のような科学的根拠に基づくものから、「重要な操作ボタンは右下に配置」「3クリック以内で目的にたどり着けるようにする」といった実務経験から生まれたものまであります。
これらは絶対的な正解ではないものの、効率的に問題を見つけ、改善するための指針や近道として活用されます。
また、ヒューリスティック評価と一言で言っても、評価観点や角度を定めた「原則」はさまざまで世界的に知られたガイドラインや原則がいくつかあります。
本記事では、その中から特に有名な『ニールセンの10原則』のほか、『UXハニカム』『10の心理学的ヒューリスティック』と呼ばれる各ガイドラインの特徴と使い分けについて解説します。
目次
ヒューリスティック評価【基礎編】
ヒューリスティック評価について深く知りたい方は、下記の「基礎編」を合わせてご覧ください。こちらの記事では、『ニールセンの10原則』の内容や活用法についても解説しています。
1. 「ヒューリスティック評価」とは?
ヒューリスティック評価とは、ユーザビリティの専門家が、経験則(ヒューリスティック)に基づいて問題点を洗い出す手法です。ヒューリスティック評価は、複数の被験者や大規模な準備を必要とせず、専門家のみで短期間に実施できるため、製品開発の初期段階(設計や試作段階)でも評価することができます。
同じくユーザビリティを評価する手法にユーザビリティテストがあります。これは実際のユーザーが製品を操作する様子を観察することで、現実的な利用シーンや行動の裏にある課題を深く理解できる点が特徴です。そのため、リリース前の最終確認や改善施策の優先順位づけに適しています。
なお、ヒューリスティック評価は、定量的な要素(深刻度スコアなど)も含む場合がありますが、統計的な分析よりも専門家による質的な問題発見と改善提案に重点を置く評価手法で、一般的には定性調査に分類されます。
定性調査について詳しく知りたい方は、下記のページもご覧ください。
【関連記事】さまざまな定性調査の手法を解説
定性調査について基礎知識から具体的な実施方法まで詳しく解説しています。
ヒューリスティック評価と『ニールセンの10原則』
『ニールセンの10原則』とは、ユーザビリティ研究の第一人者であるヤコブ・ニールセン氏が提唱したヒューリスティック評価の基本原則であり、数あるガイドラインの中でも最も広く知られています。具体的には、以下のように構成されています。
原則1)システムの状態の可視化
原則2)実世界とシステムの一致
原則3)ユーザーに制御の自由を提供
原則4)一貫性と標準性の保持
原則5)エラーの防止
原則6)ユーザーの記憶に頼らず認識させる
原則7)柔軟性と効率性
原則8)最小限で無駄のないデザイン
原則9)ユーザー自身でエラーを認識、診断、回復ができる
原則10)ヘルプとマニュアルを準備
さらに詳しく知りたい方は、下記のページもご覧ください。
ヒューリスティック評価【基礎編】
ヒューリスティック評価の基本から、『ニールセンの10原則』について深く知りたい方は、下記の「基礎編」を合わせてご覧ください。
2. ヒューリスティック評価と『UXハニカム』
『UXハニカム』は、ユーザー体験を構成する7つの基本要素を六角形の図として視覚的に整理したフレームワークで、情報アーキテクト(情報設計や構築を担う職種)のピーター・モービル氏によって提唱されました。
このフレームワークは、UIの良さだけでなく、ユーザーにとって製品やサービスがどのような意味があり、どのような価値のある体験を提供できるかを、多角的に考えるための指針として活用されています。
『UXハニカム』に基づいたヒューリスティック評価では、ユーザーが製品やサービスと関わる際に感じる体験を7つの異なる視点からバランスよく捉えることが重要です。
これにより、単なる操作性の評価にとどまらず、UXを多面的に捉える視点が得られます。具体的には、以下の7項目で構成されています。
Useful(役に立つ)
ユーザーの根本的なニーズを的確に捉えて、目的達成を最短距離で後押しする実用性があることを意味します。
評価の観点
- ユーザーが抱えていると推測される課題を解決できているか?
- ユーザーがサイトを訪れた目的を達成できるか?
具体例
- 乗り換え案内アプリが、正確な経路と所要時間を提示してくれる
- ECサイトにて、探している商品が迷うことなく見つかり、問題なく購入できる
Usable(使いやすい)
ボタン配置やラベル表記が一貫して直感的で、迷いや誤操作を招かず、ユーザーがストレスなくタスクを完了できるよう設計されていることを示します。
評価の観点
- 操作手順や画面構造が直感的で、迷わずに使えるか?
- ボタンやリンクが誤操作を招かない位置・大きさ・デザインになっているか?
- 同じ機能や操作に対して、一貫した表記や配置が保たれているか?
具体例
- フォーム入力欄に明確なラベルとプレースホルダーがあり、入力後のエラーもわかりやすく表示される
- ナビゲーションメニューが統一された位置にあり、どのページからでも同じ操作感で利用できる
Findable(見つけやすい)
Webサイトやアプリのメニュー構造が整理されており、ユーザーが必要な情報や機能に最短で辿り着けることを意味します。
評価の観点
- ユーザーが探している情報・機能をすぐに見つけられる構造になっているか?
- 検索機能やカテゴリー分けが適切に機能しているか?
- 検索エンジンに対して、適切な形式でサイトやアプリの情報を伝えられるように構築されている
具体例
- サイト内検索で関連性の高い結果がすぐに表示される
- 商品カテゴリーやフィルタ機能が整理され、目的の商品を短時間で見つけられる
- 商品名やサービスの種類で検索した際、検索エンジン上に適切な形で表示される
Credible(信頼できる)
透明性の高い情報提示や一貫した運営姿勢によって、ユーザーが製品やサービス全体を安心して利用できる状態を指します。
評価の観点
- 運営者情報や問い合わせ先が明確に表示されているか?
- 利用規約やプライバシーポリシーがわかりやすく提示されているか?
- 情報に誤りや誇張がなく、根拠や実績が示されているか?
具体例
- ECサイトの商品説明に、実際のレビューや検証データが掲載されている
- サービス障害や仕様変更が公式ページで迅速かつ正直に報告される
Accessible(アクセスしやすい)
年齢・身体能力・利用環境を問わず、誰もが等しく情報閲覧や機能の利用ができるよう配慮されている状態を指します。
評価の観点
- モバイルやタブレットなど多様なデバイスで快適に利用できるか?
- スクリーンリーダー(画面読み上げソフトウェア)やキーボード操作でも使える設計になっているか?
- 色覚の違いに配慮した配色になっているか?
具体例
- 文字サイズの変更機能や音声読み上げ機能を備えている
- カラーブラインド(色覚異常や色覚障害)対応の配色で重要情報を伝達している
Desirable(好ましい)
デザイン・文言・インタラクションが調和して感情的な魅力を生み、ユーザーの「使いたい」という意欲を引き出します。
評価の観点
- 視覚的デザインがブランドの世界観と一致しているか?
- 文言やコピーがユーザーに共感や安心感を与えているか?
- 動きや音などの演出が心地よく、邪魔になっていないか?
具体例
- アプリ起動時に短く心地良いエフェクトが流れる
- マイクロコピーが親しみやすく、行動を後押しする
- 機能性やブランディングに関係のない、過剰なアニメーションを用いていない
Valuable(価値がある)
ユーザーが得るメリットと提供者側のビジネス面での成果が両立し、双方にとって持続的な価値を生む関係性が築かれていることを意味します。
評価の観点
- ユーザーの課題解決が、自社ビジネスの成果にも直結しているか?
- 短期的な売上だけでなく、長期的な信頼や関係構築につながっているか?
- 提供する価値が競合と比べて明確に差別化されているか?
具体例
- サブスクリプション型サービスで、ユーザーが継続利用したくなる新機能を定期的に提供
- 商品購入後もサポートや情報提供を続け、リピーターを増やす
3. ヒューリスティック評価と10の心理学的ヒューリスティック
心理学に基づくヒューリスティックスとして注目されるのが、行動心理学者のスーザン・ワインシェンク氏が提唱した『10の心理学的ヒューリスティック』です。
このガイドラインは、ユーザーの注意、感情、記憶、動機づけといった人間の心理的特性を手がかりにしています。
『10の心理学的ヒューリスティック』は10項目で構成されており、この観点で課題を抽出することで、UIの操作性だけでなく、ユーザーの無意識の反応まで視野に入れたUX設計に取り組みやすくなります。
具体的には、以下の10項目から成り立ちます。
1)人間は必要以上のことはしたがらない
一度に多くの操作や判断を求めると、ユーザーはすぐに負担を感じてしまいます。
複雑な手順や余計な選択肢は離脱の原因になりやすいため、行動までの流れはできるだけシンプルに保つことが大切です。
評価の観点
- 操作や入力工数は必要最低限に抑えられているか?
- 不要な判断や選択を求めていないか?
- 自動入力やデフォルト設定など、ユーザーの手間を減らす工夫があるか?
具体例
- 会員登録時にSNSアカウント連携で即ログインできる
- 商品購入がワンクリックで完了する
- 位置情報を利用して住所情報を自動入力できる
2)人間には限界がある
人間は一度に多くの情報を処理できません。
情報や操作が多すぎると、注意が分散し、理解や判断の精度も下がってしまいます。
そのため、ユーザーが今必要とする情報に集中できるように、構成や提示の仕方を工夫することが重要です。
評価の観点
- 一度に提示する情報が多すぎないか?
- 操作や入力を段階的に分け、負担を分散できているか?
- 見出しやレイアウトで内容の構造がわかりやすく整理されているか?
具体例
- フォーム入力を複数ページに分割して段階的に進める
- デフォルトでは最低限必要な情報だけを表示しておき、詳細はアコーディオン式に展開することで見られるようにする
3)人間は間違いを犯す
人間は完璧ではなく、操作や判断を誤ることがあります。
重要なのは、ミスを前提に設計し、ユーザーが安心して行動できる環境を整えることです。致命的な誤操作を防ぐだけでなく、誤りに気づいたときに簡単に修正できる導線を備えることで、信頼感のある体験を生み出せます。
評価の観点
- 誤操作が起きやすい箇所を把握し、対策を講じているか?
- 操作を元に戻したり再編集したりする機能はあるか?
- 警告や確認メッセージが、ユーザーに負担を与えず的確に伝わるものになっているか?
具体例
- 電話番号入力時は数字以外では入力できないなど、入力ミスを防ぐための制約を設ける
- ゴミ箱からファイルを復元できる
- 購入直前に内容確認画面を表示する
4)人間の記憶は複雑である
人間の記憶は曖昧で、同じものを見ても捉え方が異なります。また、人間は一度に多くの情報を覚えておくことができません。
そのため、ユーザーが記憶に頼らず行動できるよう、必要な情報や手がかりを視覚的に提示することが重要です。
予測機能や履歴表示など、見れば思い出せる仕組みを整えることで、再訪時や作業途中でも迷わず次のステップに進めます。
評価の観点
- 再訪ユーザーがすぐ作業を再開できるか?
- 過去の操作履歴や途中保存が可能か?
- ユーザーに情報入力を求める際、記憶に頼らず過去に入力した関連情報を参照できるようになっているか?
具体例
- ECサイトでカート内容が自動保存される
- フォーム入力の下書き内容が保持される
- 検索窓で入力候補や過去の検索履歴が表示される
5)人間は社会的である
人間は他人の行動や意見に影響されやすいものです。
商品の購入を検討しているときに、他者の評価やレビューを見ることで「多くの人が支持している」という安心感が生まれ、行動につながります。
同時にその商品情報を見ている人数を提示するなど、他者の存在を感じさせる工夫も有効です。
評価の観点
- 他者の利用状況や評価を見せているか?
- 実績や信頼性の証拠を明示しているか?
- ユーザーがコミュニティ要素(例:製品のユーザーフォーラム)を活用できる設計になっているか?
具体例
- ECサイト等の商品情報ページに「○人が購入しました」と表示する
- レビューや星評価を掲載する
6)人間の注意力は散漫である
人間は必ずしも目立つものすべてに気づくとは限りません。
重要な情報に自然と視線が向かうように、強調する要素を慎重に選びましょう。
色、余白、サイズ、配置などを活用して視線の流れを導くことで、ユーザーの注意を効果的にコントロールできます。
評価の観点
- ノイズとなる動きや不要な情報を削減できているか?
- 重要な情報へ自然に視線が誘導されるレイアウトになっているか?
- 強調する要素は最小限かつ効果的か?
具体例
- 購入ボタンを、商品情報閲覧後の視線の動線上に配置する
- 広告や不要なポップアップ、過剰なアニメーションを排除する
- 重要な情報一箇所だけを強調し、他の要素とのメリハリをつける
7)人間は情報を求めている
人間は本能的に新しい情報を求めるため、その意味では情報量が担保されたコンテンツやWebサイトはユーザーが求めるものにマッチすると言えます。
ただし、前述のとおり人間には限界があり、一気に大量の情報を与えられても当然ながら処理しきれません。
だからこそ、UXではユーザーが必要なときにだけ情報を得られるように設計することが重要です。これにより、ユーザーは情報に圧倒されることなく、自分のペースで体験をコントロールできるという安心感を得られます。
評価の観点
- ユーザーが必要なときに追加情報を開ける仕組みになっているか?
- 一度に提示する情報量が多すぎないか?
- 補足情報や説明がわかりやすく整理されているか?
具体例
- 商品ページで「もっと見る」リンクを設け、詳細情報を任意で開けるようにする
- FAQページでアコーディオン形式を使い、必要な質問だけ展開できるようにする
- 専門用語の横にツールチップを配置し、必要に応じて説明を表示する
8)人間の行動は無意識的な情報判断の影響を受ける
人間はあらゆる情報を無意識のうちに評価したり判断したりしていて、その情報処理が、行動に少なからず影響を与えています。
だからこそデザイナーは、この無意識の働きを理解し、体験設計に活かす必要があります。例えば、最初に小さなタスク(無料トライアルに登録するなど)を受け入れてもらうと、ユーザーは次の行動(有料プランにアップグレードするなど)に進みやすくなります。
評価の観点
- 色や配置によって、意図する印象を与えているか?
- 言葉のニュアンスがポジティブか?
- 画面上の視線の移動など、無意識レベルでの行動を後押ししているか?
具体例
- ボタンには「今すぐ始める」など前向きな行動を促す文言を記載する
- 赤色で警告、緑色で承認を示す
- 無料トライアルや無料特典を先に提示し、後から有料プランへのアップグレードを提案する
9)人間はメンタルモデルを作成する
人間は日々の経験を通じて、対象の仕組みや使い方に関する頭の中の設計図=メンタルモデル(物事が「こう動くはずだ」と無意識に描いているイメージ)を作り上げています。
新しいデザインに触れるときも、ユーザーは自分がすでに持っているこの「設計図」(メンタルモデル)に基づいて期待や操作方法を判断します。
例えば、ゴミ箱やカートなど現実の形を模したアイコンは、過去の経験と結びつくため直感的に理解しやすいのです。
効果的なデザインとは、ユーザーが持つメンタルモデルと自然に一致する設計です。
評価の観点
- ユーザーの既存のメンタルモデルに沿った設計になっているか?
- 直感的に理解・操作できるデザインか?
- 新しい要素を導入する場合、理解を助ける手がかりがあるか?
具体例
- 現実世界の経験と結びつくアイコン(例:ゴミ箱、カート)を使用する
- 一般に浸透している操作慣習(例:検索バーを上部に配置)を踏襲する
- 新しい操作方法を導入する場合は、適切なガイダンスやチュートリアルを提供する
10)ビジュアルデザインが人の行動を導く
フォントや色、余白などのビジュアルデザインは単なる装飾ではなく、人間の行動に大いに影響を与えます。
わかりやすく、ユーザーに寄り添ったデザインは見る人を自然に惹きつけ、反対に見る人の気遣いに欠けた独りよがりなデザインはユーザーを遠ざけます。
機能的で美しいデザインを実現するには、デザインの基本原則を意識することが重要です。
関連する要素同士を近くに、要素の位置を見やすく整理したり、同じ階層の見出しのデザインを統一したりすることで情報が整理され、どんなユーザーにとっても見やすく、伝えたいことを優先的に伝えられるビジュアルになります。
評価の観点
- 情報が整理され、視覚的に理解しやすい構成になっているか?
- 重要な要素が自然に目に入り、操作を迷わせないデザインになっているか?
- フォントや色、余白などが一貫性を保っているか?
具体例
- 関連する要素を近くに配置して関係性を示す
- 読みやすいフォントサイズと適切なコントラストを保つ
参考:
スーザン・ワインシェンク氏の『10の心理学的ヒューリスティック』(英文)がご覧になりたい方はこちら
4. ヒューリスティック評価の評価観点
ヒューリスティック評価には複数のガイドラインがあり、何を明らかにしたいかという目的によって適した手法が異なります。
ここでは『ニールセンの10原則』『UXハニカム』『10の心理学的ヒューリスティック』の3つを取り上げ、それぞれの評価観点を見ていきます。
ニールセンの10原則
UIにおけるユーザビリティの基本原則を体系的にまとめたもので、画面構成やインタラクション、情報提示の観点から、使いやすさや操作のわかりやすさをチェックするための指針として活用されます。
UXハニカム
UIにとどまらず、ユーザーに与える印象や信頼性、読み手が使いたくなる訴求など、ユーザー体験を構成する要素を多面的に捉えるためのフレームワークです。
UX全体の質的なバランスを評価したいときに有効です。
10の心理学的ヒューリスティック
人間の認知や感情の働きを踏まえた評価手法で、注意の向き方や意思決定の傾向など、認知特性や感情設計の観点から用いられることが一般的です。
5. まとめ
本記事では、UI/UXの改善に欠かせない「ヒューリスティック評価」について、3つのガイドライン『ニールセンの10原則』『UXハニカム』『10の心理学的ヒューリスティック』の特徴と使い分けについて解説しました。
『ニールセンの10原則』は、UIの基本的なユーザビリティ原則を網羅した評価基準であり、具体的な操作性の問題点を特定するのに適しています。
一方、『UXハニカム』は、UIだけでなく体験全体の価値を7つの視点から俯瞰できるのが特徴で、包括的な評価と部門間の共通認識を形成する際に役立ちます。
また、『10の心理学的ヒューリスティック』は、ユーザーの認知や感情といった心理的な側面に着目し、「なぜユーザーがそう行動するのか」を解き明かしながら、意思決定や行動を後押しする評価手法として活用できます。
短期的なUI改善から、長期的な製品やサービスの価値の向上までを見据えるには、プロジェクトの目的や状況に応じてこれら3つのガイドラインを適切に使い分けて、必要に応じて組み合わせることが効果的です。
ヒューリスティック評価【基礎編】
ヒューリスティック評価について深く知りたい方は、下記の「基礎編」を合わせてご覧ください。こちらの記事では、『ニールセンの10原則』の内容や活用法についても解説しています。
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